2/23精華町「あんしん見守りシンポジウム」に参加してきました!

イントロ…先ずはKネット活動紹介パネルを持参・展示!?

今年で第4回目となる精華町「あんしん見守りシンポジウム」。今年も、キャラバンメイトなど地域活動にご活躍の113期 田中幸代さんにお世話になり、社協さんの場所を空けていただき、一番いい場所をKネット展示コーナーとして、設けていただきました。田中さん、お世話になりました。

新作パネル7枚‥上下段に設置すれば長テーブル1台で設置OK!
田中さんからも「黄色のパネルで一番目立ってるよ!」と高評価いただきました。

今年は、例のKネット活動紹介パネル7枚と3/7講演会と賛助会員チラシを持参!
結果…、大成功やね!目立ち度NO1、パネルが仕事してくれますよ。
結構な人から、話しかけられ、精華町で活動してるの?と言われました。
興味津々のご様子…、みらい農園、NSC、Kサロンなど話題になりました。
4月7日春サロご案内いただけるガイド役の方ともご挨拶いたしました。
とても、人の好い、やさしい方々でした。楽しいイベントになりそうです!

Kネット活動パネル

■他のブースはスタッフで一杯!やっぱり、みんなでやろうよ!

社協さんしかり、精華町のキャラバンメイトしかり、‥所狭しと、自分達の組織活動の宣伝に、熱気を発しておられます。Kネットは、内心どなたが来てるかな?と期待しつつ会場入りしましたが、田中さんご夫妻を除けば、パネルも自作、運搬役も、説明役も、カメラマン役も私ひとり・・・。せっかくのチャンスを享受できないのはとてももったいないとことだと思います。自分の為の会ではなく、人に、社会に喜んでいただける活動にしたいものです。それには、NSCも、Kサロンも、農園も、理事会も‥、もっともっといろんなイベントに参加して、夢や元気を享受できる活動にしましょうよ!

志高い方々と時間を共有できることは、実に清々しい気分になります!

今日のシンポジウムは100~130名?

第4回精華町「あんしん見守りシンポジウム」、私は2回目の竹内さん&小菅さん、3回目の丹野さんの講演会に続いての参加、毎回、田中さんプロデュースのとてもクオリティ高く貴重な経験ができる講演会です。今年は、コロナの影響でご参加者も少ないだろう?と懸念される中、なんと定員100名を超える(立見?)、熱気ある会となり、住民のみなさまの意識の高さを改めて、感じました。

やはり、勉強いただくには、参加されること!人生観さえ変わる機会となるかもしれません。上手くは伝えられませんが、概要をご紹介します。

猿渡さん

第一部は福岡県大牟田市の猿渡 進平氏の講演。医療法人にご勤務の猿渡さん、全国の10年先の理想の街を作っていこうという、志を持って活動されておられる方です。

大牟田市では、猿渡さんのように、行政の方でもないのに、街づくりに参加されておられる方は少なくないとのことです。街みんなで超高齢化社会を考える活動を行っておられます。講義の内容は、ご参加頂いた方にしか伝えられない、企業、行政、も含めた住民のみなさまの、胸に刺さる想い、活動、課題を教えていただきました。

高齢化率が36.3%で年々1%上がっていく状況で、若者のリターン、認知症の方の就業、空き家対策、家事支援事業、ジュニア民生委員など、子供を含めた26グループが
認知症模擬訓練など各家庭へ訪問して啓蒙活動をされておられます。
猿渡さんの病院でも在宅復帰率が17%→22.2%→24.2%→32.5%→36.6%と年々向上。
どうしたら住み続けられるのか?10年後の理想都市として、全国から5000円/人でも、視察者が絶えない街づくりに取り組んでおられるようです。

活動のコンセプトは、「人として、どのような街にしたいのか?みんなと喧々諤々、全てを話していくこと‥Let’s’ CHallenge 」がキャッチフレーズ。

■第二部は田中さんが進行役、猿渡さんと精華町で福祉施設「神の園」施設長の斎藤さん、の3名でシンポジウム形式で進められました。田中さん、今日も切れ味良く「ならば、精華町で、どう実践するのか?」と,早速全開モード!?

猿渡さんと斎藤さん

参考として、精華町では約6000名のボランティアの方々が活動中とのこと。
ウーン、確かにブースの前でも?体操チームとか、エリア毎居場所づくりチームの方とかチラシを配って、説明、勧誘に熱心です。その勢い、数も年々増えていると体感できます。

シンポジウムでは、全員介護マインド?の街となったが故の課題、悩みもご紹介されました!良かれと思って対処したことが?果たして喜んで頂いているのか?

お仕着せの行動になってないのか?…多様性のある社会でのイベント的対応では無理?そこまで入ってきてほしくない?

一人ひとりの意向がどうなのか?確認して対処する?あくまでも本人を中心とした思いやり活動が大切。

最後に、田中さんより、「単に講演会に参加して良かった!で終わるのではなく、1人ひとりが何ができるのか?何をするのか?どう明日の活動につなげていくのか?考えていただくことが重要ですよ。」といつものフレーズで締めくくられました。

とはいえ、今日もこのような志高いみなさまと時間を共有できましたことは、実に清々しく、爽快な気分になりました。

そして、街づくりも、Kネットも、世の為、人の為、前向きな当事者意識で活動することが、ひいては自分の生きがいやりがいに通じると改めて思いました。
                           2月23日 平山 良平